言葉を手がかりに、ノイズから絵を作る
通常の画像生成は、最初のノイズを、プロンプトや設定を手がかりに段階的に絵へ近づけていく処理です。同じ言葉でも、最初のノイズや処理方法が変わると違う画像になります。
Seedは出発点、Stepsは調整の回数、Samplerは調整の進め方に関わります。
公式:Sampling ↗「何ができる?」「どこを変える?」を、ひとつずつ。
見つかりませんでした。別の言葉でも探してみてください。
通常の画像生成は、最初のノイズを、プロンプトや設定を手がかりに段階的に絵へ近づけていく処理です。同じ言葉でも、最初のノイズや処理方法が変わると違う画像になります。
Seedは出発点、Stepsは調整の回数、Samplerは調整の進め方に関わります。
公式:Sampling ↗タグも文章も使えます。長く詰め込むほど伝わるとは限りません。重要な人物・見た目・構図は前の方へ置き、画面の入力上限も確認します。
1girl, blue eyes, white dress, garden, soft lighting例は「女の子1人、青い目、白い服、庭、柔らかな光」。まず大まかな絵を作り、髪型や画風を足すと比較しやすくなります。
公式:Basics ↗同じプロンプトでも、モデルごとに絵柄や反映のされ方が変わります。Fullは幅広い内容、Curatedはより絞ったデータをもとにしたモデルです。使える機能や入力上限もモデルによって異なります。
V5は日本語などの多言語入力にも対応しています。このサイトは英語のタグを組み立てますが、NovelAI側では文章で場面を補足する方法もあります。
モデルを切り替えたら、以前の強調値や設定をそのまま使う前に、標準設定でも一度比べてみてください。
公式:Models ↗Promptには描いてほしいもの、Undesired Contentには避けたいものを入れます。たとえば文字が不要なら、除外に text を試します。出したくない特徴を通常のPromptへ並べると、逆にその特徴を呼ぶ場合があります。
NovelAIには除外のプリセットがあり、自分で書いた除外タグと組み合わせられます。除外は「出にくくする指定」で、完全に消える保証ではありません。
このサイトの「除外」で作った英語は、NovelAIのUndesired Contentへ貼り付けてください。
公式:Undesired Content ↗オンにすると、品質を整えるためのタグが自動的に足されます。追加内容はモデルごとに異なり、入力欄に見えていなくてもプロンプトの上限を使います。
自分の品質タグと重なったり、狙う絵柄に合わなかったりすることもあるので、仕上がりを比べるときはオン・オフもそろえます。モデルによっては no text も入るため、画像内に文字を描かせたい場合は内容を確認してください。
| 書き方 | 意味 | 対応 |
|---|---|---|
{blue eyes} | 少し強める。1組ごとに重みを1.05倍。 | 従来の強調記法 |
{{blue eyes}} | さらに強める。重ねた回数に応じて効く。 | 同上 |
[blue eyes] | 少し弱める。重ねるとさらに弱まる。 | 従来の弱化記法 |
1.5::blue eyes:: | 数値で強める。1.0が基準。 | V4以降 |
0.5::blue eyes:: | 数値で弱める。 | V4以降 |
-1::hat:: | その概念を取り除く方向の負の強調。 | V4.5以降 |
数値指定の最後の :: は、強調する範囲の終わりです。閉じ忘れると後ろにも指定が続きます。除外欄では、強めるほど「避ける指定」を強めることになります。
このサイトでは:各タグの「強調」で数値または {} の1~10組を選べます。{}10組は10倍という意味ではありません。[]や負数を使う場合は「自由に追加する英語」へ記法ごと入力してください。
1.5::blue eyes::, white dress, {soft lighting}少しずつ強さを変えて比較します。極端な値は狙い以外の部分にも影響することがあります。
公式:Strengthening & Weakening ↗Base Promptには人数・背景・画風など全体の指定を書きます。各人物の髪色・服装・ポーズは、NovelAIのCharacter Promptへ分けると、特徴の混ざりを抑えやすくなります。
Base:2girls, garden, soft lighting
Character 1:girl, blue eyes, white dress
Character 2:girl, brown eyes, blue dress人物の位置も自動指定や位置設定を利用できます。1本の入力欄で分ける記法 全体 | 人物1 | 人物2 もありますが、Character Promptの入力欄と併用しません。最初は人物ごとの欄を使う方が分かりやすいです。
source#hug は抱きしめる側、target#hug は抱きしめられる側、mutual#hug は互いに行う側へ書く指定です。人物の動作を補助する機能で、必ず指定通りになるとは限りません。
V3以前のPrompt Mixingでは、cat | frog のようにプロンプトを混ぜる使い方があります。V4以降の | は人物プロンプトの区切りとして扱われ、同じ意味にはなりません。
画風の言葉を組み合わせるなら、通常はカンマで並べ、必要な部分だけ重みを調整します。古い解説の記法は、対象モデルも確認してください。
公式:Prompt Mixing ↗| やりたいこと | 使う機能 |
|---|---|
| 人物の特徴や画風を、別の絵へ引き継ぐ | 精密参照 |
| 元画像の構図や色を出発点に描き直す | i2i(Image2Image) |
| 画像の雰囲気・色・表現を参考にする | Vibe Transfer |
| 絵の一部分だけを直す | インペイント |
使い分けを簡単にまとめた目安です。参照画像の内容や強度によって、想定より多くの特徴が引き継がれる場合もあります。詳しい設定と公式リンクは下の各項目へ。
同じStrengthでも、意味が違います。精密参照は「参照へ似せる強さ」、i2iは「元画像から変える大きさ」。数値が高いほど高画質になる、という設定ではありません。
キャラクター・画風・両方から参照の種類を選びます。同じ人物を別の場面で描くときなどに使う機能です。
| 設定 | ↓ 下げると | ↑ 上げると |
|---|---|---|
| Strength 参照の影響 | ↓ 下げると参照の見た目への縛りが弱まり、表情や向き、ポーズを変えやすくなる。 | ↑ 上げると色・形・画風などが参照へ寄りやすい。元の表情やポーズまで似ることもある。 |
| Fidelity 特徴の厳密さ | ↓ 下げると参照の扱いが柔軟になり、Promptで変更しやすくなる。 | ↑ 上げると参照の特徴をより厳密に守る。Promptで変えたい部分も変わりにくくなることがある。 |
調整の目安:ポーズまで同じになる → Strengthを少し下げる。Promptで服などを変えにくい → Fidelityを下げて比較。逆に似せたい特徴が弱いなら、該当する設定を少し上げて比べます。
見やすい人物画像を用意してください。複数の人物参照は特徴が混ざる場合があります。公式資料ではV4.5対応・Vibe Transferとの同時使用は非対応。参照には追加Anlasがかかります。
公式:Precise Reference ↗人物のポーズを変える入力例へ →アップロードした画像を生成の出発点にする機能です。ラフの構図を活かして仕上げる、色や雰囲気を変える、元画像を別の表現で描き直す、といった用途に使います。
元画像があるから説明が不要になるわけではありません。残したい服や場所なども言葉で補うと、狙いを伝えやすくなります。
公式:Image2Image ↗| 設定 | ↓ 下げると | ↑ 上げると |
|---|---|---|
| Strength 変化の大きさ | ↓ 下げると元画像の形や構図を保ちやすい。低すぎると、Promptを変えてもほとんど変わらない。 | ↑ 上げると元画像を大きく描き直せる。意図した変更が出やすくなる一方、顔や構図も変わりやすい。 |
| Noise 加えるノイズ | ↓ 下げると新しい細部を足す作用が控えめになる。元画像があっさりしていると、背景などを描き足しにくい場合がある。 | ↑ 上げると背景などの細部を新しく足しやすくする。高い値で繰り返すと、乱れや不自然さが増える場合がある。 |
調整の目安:構図が崩れる → Strengthを下げる。ほぼ変わらない → Strengthを上げる。空白へ背景を足したい → 背景をPromptに書き、Noiseを少し上げて比較します。
下の例で使う「少し」は、今の値から小さく動かすという意味です。適切な値は元画像とモデルによって変わるため、まず一方だけ変えて見比べてください。
これは比較手順の例です。0.5を万能な推奨値としているわけではありません。次にNoiseを比べるときはStrengthを固定します。
画像の色や画風、雰囲気をヒントにする機能です。白い背景など、意図しない要素も引き継ぐことがあります。
| 設定 | ↓ 下げると | ↑ 上げると |
|---|---|---|
| Reference Strength 参照の影響 | ↓ 下げると参照の影響が薄まり、Promptの内容を出しやすくなる。 | ↑ 上げると参照の色や表現に寄る。強すぎるとPromptが効きにくくなる。 |
| Information Extracted 取り出す情報 | ↓ 下げるとV4以降では細かな質感が先に失われ、画風より構図の影響が残りやすい。 | ↑ 上げるとより多くの情報を参照に使う。狙い以外の特徴も含まれる場合がある。 |
Information Extractedは、まず標準値から。「画風が強すぎる」ならReference Strengthを下げて比べます。複数参照では強度の合計にも注意し、画像の処理や枚数によるAnlasは生成画面で確認してください。
公式:Vibe Transfer ↗修正したい範囲をマスクで塗り、その部分を描き直します。顔、手、服の一部、背景の物などを直すときに使います。マスクしていない部分は保持されます。
Focused Inpainting:狭い範囲を拡大して処理し、細部を直しやすくする機能です。周囲の文脈として読み込む範囲と、実際に描き直すマスクを区別します。
Outpaint:キャンバスを広げ、追加した空白部分をマスクして外側を描き足します。
Seedは初期ノイズを決める数値です。固定すると、タグや強調を変えたときの違いを比較しやすくなります。新しい構図を探したいときは、Seedを変えて試します。
同じ絵を再現したい場合は、Seedだけでなくモデル、Prompt、除外、サイズ、各種設定、元画像や参照もそろえる必要があります。処理方法によっては完全一致しません。
比較するときは、同じSeedで一つの設定だけを変えるのがおすすめです。気に入った画像の設定も一緒に残してください。
公式:Seed ↗タグ一つの「強調」と、絵全体の「Prompt Guidance」は別の設定です。特定の単語だけを変えたいなら、まずタグ側の重みで比べます。適切な値はモデルごとに違うので、標準値を出発点にしてください。
公式:Steps & Prompt Guidance ↗画像を仕上げていく計算方法の違いです。Samplerを変えると、同じSeedとプロンプトでも細部や仕上がりが変わります。どれか一つが、すべての絵で一番になるわけではありません。
最初は選んだモデルの標準設定を使い、比較するときは他の設定をそろえます。追加オプションの有無や対応もモデルごとに確認してください。
公式:Sampling ↗入力の組み立て方と、次に試す変更をまとめました。「組合せに追加」で今の組合せへ追加できます。同じタグは重ねず、この例に強調指定がある場合はその値を使います。画像や生成設定はNovelAI側で指定してください。生成画像の実例ではなく、試すための入力例です。結果はモデル・参照画像・設定によって変わります。
見た目と場所が伝わる、短いPromptから始めたい。
1girl, blue eyes, white dress, garden, smile, soft lighting次に試すなら:最初はこの程度の長さで生成し、髪型などを一つずつ足します。
室内の家具・光・雰囲気を組み合わせたい。
indoors, cafe, wooden table, large windows, potted plant, warm lighting, no humans次に試すなら:昼にするなら光を daylight へ、夜にするなら night と lamp を足す、というように、場所は残して光だけ変えて比べます。
作家名を使わず、線・塗り・色を分けて指定したい。
1girl, upper body, smile, delicate clean lineart, soft cel shading, pastel colors次に試すなら:線を太くしたいときは delicate clean lineart を thick clean outlines に置き換えます。まずは塗りと配色をそのままにして、線の違いを比べます。
全体の設定を変えず、目の色だけ目立たせたい。
1girl, blue eyes, white dress, garden1girl, 1.3::blue eyes::, white dress, garden次に試すなら:同じSeedで強調なし → 1.3 → 必要なら少し増減、と比べます。1.3は試すための入力例で、すべての絵に適した値ではありません。
数値強調はV4以降。{}で試すなら {blue eyes} に置き換えられます。
人物らしさを残しつつ、立ち姿や手の動きを変えたい。
準備:精密参照のキャラクター参照に、人物の見やすい画像を入れます。
1girl, standing, waving, white dress, garden次に試すなら:元のポーズに引っ張られるならStrengthを少し下げます。服を変更したいのに参照の服が強く残るなら、Fidelityを下げて比較します。
参照画像と設定も必要な例です。Promptだけでは特定の人物は引き継げません。
ラフに描いた配置を残しながら、清書の方向へ寄せたい。
準備:ラフをi2iの元画像にします。残したい姿勢・服・場所もPromptへ。
1girl, full body, standing, white dress, garden, clean lineart, soft cel shading次に試すなら:構図が動きすぎるならStrengthを下げ、ラフからほとんど変わらないなら少し上げます。Noiseは最初から大きく動かさず、細部を足したい場合に比較します。
描いてほしい内容と、避けたい要素を分けたい。
1girl, upper body, smile, clean linearttext, watermark, blurry次に試すなら:除外は少数から追加します。意図している文字や背景のぼけまで消したくないときは、対応する除外語を外して比較します。